2024年6月25日、さぬき市内の山林を巡る体験をしました。
山林を管理されている、T様のご案内とご協力をいただきました。
「私たち(人間)は、ケガや病気をしたら病院にかかることもできます。しかし木々や野草は、生えたその場所で枯れるまでを過ごします。何があってもです。」
T様がそのようにおっしゃった、厳しさがある山の環境。
そこから、一人ひとりが気づきや学び、楽しさをも得る時間となりました。
この日は、曇り空。時折小雨が降りました。
ただ、日差しが和らいだ分、涼しさがありました。
今回お邪魔した山林は、樹齢200年ほどのヒノキもあるところです。
下の画像は、近寄るのに安全な位置に生えている、樹齢のいくらか若いヒノキです。成人男性が腕を回しても、指先どうしがつかないほどの立派な幹でした。
下の画像は、確か「サルトリイバラ」であったと思います。
西日本で「柏餅」と言えば、この葉で餅を包みます。
山歩きは、しっかりと集中して、安全を確かめながら進まなければなりません。
「これくらいならいけるだろう」と思って進むと、思わぬ危険にあいます。
そうした山の中でも、実がなっていたり、樹々の葉が優しく香ることがたくさんあります。
楽しさや気づきを与えてくれるのも、また、山の奥深さであると言えます。
途中、道なき道を進むところもありました。
助け合って歩いていきます。また、助けられるばかりではなく、自力で安全確認をして進みました。
足が滑ったり、怖くなったり。それでも、立ち止まってゆっくり考えながら、みんなで前へ。
お昼には、お弁当をみんなで味わいました。
ご協力くださいましたT様、この度は誠にありがとうございました。